北島町の北部に開発された広大な敷地を利用し、企業を誘致しようという目的で、製造から販売、流通など、さまざまな業種の企業がこの地に集まってきました。取り扱っている商品も顧客も全く違う異業種の企業ですが、地域に根差し、信頼と実績を積み重ね、真摯に取り組んでいます。
　当初から今まで多くの会社が事業を展開してきましたが、当初は隣が何の会社なのか、従業員やオーナーについてもお互い把握していませんでした。しかし、いざというときには助け合い、協力していかなければなりません。そこで、2009年、『北島町工業団地クラブ』が発足しました。地域に根差した企業集団として、懇親会や清掃活動、避難訓練などを通して、連携やつながりを深めていこうと活動をしています。
　また平成27年3月、高速道路の開通にともない、近隣には松茂スマートICができました。空港へのアクセスもより便利になり、工業団地のますますの発展が期待できるのではないかと思います。今後も地域との関わり合いを深め、その存在を多くの方に知っていただき、社会のために貢献していきたいと願っております。